閲覧者にサイト内を回遊してもらうための設計とは
どのページにもしっかりしたメニューを設置する
ウェブサイトを作る場合、閲覧者をできるだけ回遊させる設計にすべきとよくいわれます。たとえば、たくさんのコンテンツを用意したにもかかわらず、個々のページにはトップページに戻るためのリンクしかなかったらどうでしょうか。別のコンテンツがあるなら見てみようと閲覧者が思ったとしても、わざわざトップページに戻ってそこからコンテンツを探すのは面倒だと離脱してしまう可能性が高くなるでしょう。
そういったことを防ぐため、個々のページにもサイト内の様々なページにアクセスできるメニューを設置しておけば、閲覧者はそのメニューからいろいろなページを辿ってくれるかもしれません。つまり、ウェブサイトの中を回遊してもらえるわけです。
「よく読まれているページ」を表示して興味を引く
ただ、単純にメニューだけ設置しておけばいろいろなコンテンツをアクセスしてもらえるかというと、実際はそんなに簡単ではないでしょう。閲覧者の興味を引くための仕掛けや工夫が必要になってきます。
たとえば、ブログのプラグインを使ってアクセス数が多いページのリンクを並べ、「当サイトでよく読まれているページ」というメニューを作れば興味を持ってくれる可能性が高いでしょう。特に、今、読んでいるページを面白いと思っている閲覧者であれば、もっと面白いページが見られるかもと考えてクリックしてくれるのではないでしょうか。
また、画面上部やサイドに常にメニューが表示されるようにして、閲覧者がいつでもメニュー内のリンクをクリックできるようにするのも効果的です。固定メニューはスタイルシートを使うことで簡単に作ることができます。
ホームページやプログラムを作るときには必ず仕様書があります。その仕様書通りにソースコードを記述していくことをコーディングといいます。